八王子エリアで地域に信頼され、眼科医療をリードする「近藤眼科」

50年以上前に母が開業した眼科医院の伝統を受け継ぎながら、近藤眼科(本院)を含む4つの眼科クリニックを育ててきたのが「医療法人社団インフィニティメディカル」の近藤義之理事長である。1993年に八王子市で独立開業してから今日まで13000件を超える白内障手術を手がけてきた、白内障診療のエキスパートだ。その近藤理事長に見込まれ、2014年4月から本院の院長となったのが今野公士院長である。今野院長は杏林大学病院で眼窩外来など脳神経外科と関わる領域で研鑽を積んできた気鋭の眼科医だ。ダンディで暖かな雰囲気を持つ近藤理事長と、エネルギッシュで爽やかな印象の今野院長。年齢も印象も専門分野も異なる2人だが、共に杏林大学出身で、確かな眼科診療技術と何よりも患者を大切にする医師としての理念が共通する。将来はさらに「近藤眼科」の診療機能を高め、八王子の民間アイセンタークリニックとして地域に貢献したいと同じ夢を持つ。今後の展開が大いに期待される「近藤眼科」の“キーマン”であるお二人に眼科診療にかける思いを語っていただいた。

―まず、近藤眼科と近藤眼科グループの成り立ちを教えてください。

37537_df_1_1_1399015836【近藤義之理事長】近藤眼科グループのスタートは、私の母が1956年に開業した「武蔵野眼科」です。私は、大学卒業後、母校の眼科学教室に入局し、研修医などを経て虎の門病院に長く勤務した後に診療所を開業しました。当時、母の診療所を継ぐことも考えましたが、やはり自分の診療スタイルで開業したいと考え、1993年に西八王子に診療所「近藤眼科台町クリニック」を開設しました。その後、母も高齢になり、弟も眼科医として独立開業してしまいましたので、医療法人化して「武蔵野眼科」を分院として併合し継承することにいたしました。現在はこれらのクリニックの他に、近藤眼科宇津木クリニック、近藤眼科片倉クリニックの二つの分院があり、全体で4つのクリニックを医療法人が運営しています。なお、2011年にグループの本院であった「近藤眼科台町クリニック」を2011年にここに移転し、名称も「近藤眼科」に変更しました。患者さんに便利な八王子駅の周辺で開業したいという思いが以前からあり、それが実現できたわけです。

―近藤眼科の特徴をお聞かせください。

【近藤理事長】白内障手術や、加齢黄斑変性などの網膜の薬物治療、網膜のレーザー治療、涙道内視鏡や眼瞼下垂の手術など専門的な眼科診療を多く手がけているのが特徴です。また糖尿病網膜症の患者さんを多く診てきた経緯から、眼科だけでなく糖尿病の管理も必要であると考え、内科も併設しました。地域の患者さんに親密にサービスを提供する分院と連携しながら、専門的な診療を提供する本部的な役割を果たしているのが近藤眼科本院です。創設以来、私が本院の院長を務め、分院の先生方のご助力を得てグループの規模を拡大してきましたが、本院の移転に伴って本院自体の規模も拡大してきましたので、今野先生に院長をお願いして、今後、私はグループ全体の連携や、大学病院や基幹病院との病診連携、一般クリニックとの診診連携などに注力したいと考えています。

―近藤先生の診療方針やグループの理念を教えてください。

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【近藤理事長】一言で言えば、患者さんに決して嘘をつかないということです。とても当たり前で簡単な事のようですが、患者さんに信頼していただくためには大切な事だと思っています。単に情報提供するというよりも、正直に情報を伝え、わかりやすく説明し、診療方針について患者さんにも一緒に考えてもらうことを大切にしています。またグループ全体で患者さんへの対応を標準化するために、共通の理念を“クレド”としてまとめました。医療機関のマネージメントを学ぶ中で、あるホテルチェーンのクレドを知り、素晴らしいと感動したので見習うことにしたのです。グループ内のどのクリニックでも毎日、全員で読み上げ、この方針のもと判断して行動するようにしています。

 

杏林大学出身の今野院長を迎えて、新体制がスタート

院長就任までの経緯を教えてください。

37537_df_1_3_1399015836今野公士院長】脳神経外科医の父の影響もあり、医師になり人のために役立てるようになりたいと思い、医師を志しました。学生時代から眼科が好きでしたが、父の願いもあり、研修医時代は脳神経外科に所属していましたが、眼科への熱意を周囲に理解していただき、研修医終了後に同大学の眼科に入局しました。そして眼の腫瘍や涙道など脳神経外科と眼科に関わる“眼窩”という専門領域を担うようになりました。その後、近藤理事長と知り合い、大学の外勤先として近藤眼科で診療と手術をさせていただき、そのうち近藤理事長の人柄や診療方針、医院運営の在り方にも共感してきましたので、今回の院長職依頼をお引き受けしました。当院は患者さんもスタッフも多く重責はありますが、それだけにやりがいも大きいと感じています。

―脳神経外科も経験されているわけですね。

【今野院長】はい。実は眼科と脳神経外科は繋がりが深いのです。眼には視神経があり、また心臓から脳へ向かう血管の最初の分岐点が眼動脈です。つまり眼底を診れば全身の病気の前駆病変がわかることも少なくありません。眼科医は、眼だけではなく、全身疾患からの幅広い視点で診療を行うことが必要なのです。また当院では自身の専門分野を生かして、涙目(流涙)に対して涙道内視鏡手術を施行したり、眼瞼下垂手術、眼瞼痙攣に対するボトックス加療などの形成外科的分野や、甲状腺疾患に伴う眼症状などの内科的疾患にも積極的に加療しています。

―診療にあたって大切にされていることは?

【今野院長】まず患者さんの主訴を見極めることです。例えば、「見えづらい」と言われても、視力は悪くなっていない場合もあるのでいろいろなケースを考える必要があります。他院からの紹介で来院された患者さんに対しても、今までの診断などの先入観にとらわれず、その患者さんの訴えをもとにあらゆる角度から慎重に診ていくことを心がけています。さらに、私が常に念頭に置いているのが「1日1日を大切に」ということです。数か月後の自分を予想することはできますが、数年後の自分のことなんてわからないものですよね。辛い経験をするかもしれないし、逆に素晴らしい成果があるかもしれない。ですから、医師として人として、日々患者さんに誠実に向き合い、先輩や後輩、周囲の人たちを大切にしなければならないと思うことも心がけています。

―お忙しい毎日ですが、先生方の健康法やお休みの日の過ごし方は?

【近藤理事長】国内外の学会出張を兼ねた旅行が、趣味と実益を兼ねた息抜きになっています。健康維持の面では、運動するヒマもなくフィットネスクラブにはお金だけ払っていますので(笑)、本院の院内を移動する時に5階から8階まで、非常階段を上がったり下がったりして運動不足を解消しています。
37537_df_1_4_1399015836【今野院長】私の健康法は、楽しくお酒を飲んでしっかり食べることでしょうか(笑)。大学病院時代は夜勤もあり学会も忙しく、休みの日がほとんどありませんでしたから、当院に来て初めてゴールデンウィークの家族旅行を計画し、久しぶりにゴルフクラブも握りました。これからはゴルフもしたいですし、もっと子どもとも遊びたいと思っています。
 

八王子のアイセンターをめざして、より専門的な眼科診療を提供する

―これから「近藤眼科」としてめざすところを教えてください。

37537_df_1_5_1399015836【近藤理事長】大学病院や地域の基幹病院よりも敷居が低く便利で、大学病院と同レベルの診療を提供できるような眼科クリニックをめざしています。地域の先生方との連携もありますので、セカンドオピニオンや専門的な検査や治療を受けられる施設としてご利用していただきたいと考えています。今後は、地域にグループとしてネットワークを充実させ、また本院には各分野の専門家を配置してトータルな専門医療を提供できる「民営のアイセンター」のような存在にしたいと考えています。
【今野院長】めざすところは、角膜、白内障、緑内障、網膜、涙道含む眼窩など各分野にエキスパートである専門医を配して確固たる診断、根拠ある診療を行い、最先端の治療を提供するアイセンターです。すでに母校の杏林大ではこのアイセンターが確立しています。我々は、八王子から多摩地域、山梨などの地域の一次施設として患者さんを診察し、できるだけ当院で治すことが理念としています。しかし、難しい疾患に対しては、大学病院の中間施設、いわゆるコンシェルジュ的な役割も果たしていきたいとも考えています。私は今も杏林大学病院で毎週専門診療を行っていますので、緊急、難症例や全身麻酔手術などは、大学病院へ紹介する連携システムも整っており、患者さんのお役に立ちたいと考えています。

―最後にメッセージをお願いします。

37537_df_1_6_1399015836【近藤理事長】最近は診断技術も進歩し、緑内障や加齢黄斑変性の治療が増えてきました。加齢黄斑変性も初期のうちに発見できると適切な診療ができ、日常生活も不自由なく過ごせます。両目で見ているとわかりにくいのですが、片目ずつ見て物がゆがんで見えたり、暗いと感じたらぜひ眼科を受診していただきたいですね。私は子どもの頃、作家として文章で人を感動させることができたらいいなと思っていましたが、結局眼科医となり、白内障手術を行い「よく見えるようになった」と患者さんの喜びの声をたくさん聞くことができました。今後も近藤グループの理事長として、眼科診療を通じて、より広くより多くの皆さんに貢献していきたいと思います。

37537_df_1_4_1399015836【今野院長】当院には、細かいところまで適切に管理指導していただける近藤理事長の存在があり、スタッフが理事長の期待に応え、そして快適な雰囲気が維持されていることを実感してきました。今まで培われてきた「近藤眼科」の高いレベルの医療と信頼を受け継ぎ、さらに地域の皆さんのお役に立てるように発展させていきたいと思います。そして八王子だけでなくもっと広い地域の患者さんに対して、確実な診断と、それに伴う最先端の医療を提供し、清潔で信頼できるクリニックでありたいと考えています。

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