近藤理事長が第三十八号グラスナビに取材を受けました。

以下、掲載紙面より許可を得て転載しております。よろしければご一読ください。
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眼科医の先生方の処方なくしてはあり得ない「ドクターチェックメガネ」。その最も多いご購入者層は白内障術後の患者様です。
現在ではたいへん多くの白内障サージャンの先生方にご理解いただき、九州中四国のみならず幅広い地域の眼科様で展開が広がっています。
ジャムコン創業30周年記念の今号では、早くから「ドクターチェックメガネ」にご賛同いただき、白内障術後のメガネ処方にも積極的な「医療法人インフィニティメディカル近藤眼科」様を訪問致しました。
東京都八王子市は古くから甲州街道の宿場町として栄え、東京都で唯一の中核市に指定されました。
周辺部を含め23の大学等があり11万人の学生が学ぶ全国有数の学園都市でもあり、総人口57万人以上。多摩地域最大都市として活発な発展を続けています。

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「近藤眼科本院(八王子市横山町)」は故近藤キヌエ先生が昭和31年に開業された武蔵野眼科をルーツに、平成5年設立されました。
現在2つの医療法人で5つのクリニックを展開され、白内障手術は累積16,000 例を超えられました。(平成27年現在)地域の白内障手術のパイオニアとして、連日たいへん多くの患者様が来院されていらっしゃいます。
近藤義之理事長には、私どもジャムコンも永年にわたり、白内障手術にかける想いや患者様にあるべきサービスなど、数多くのご助言・ご指導をいただいております。

Q白内障手術に特に邁進して来られた近藤先生が、眼鏡処方をたいへん重視されています。

術後生活の満足は、メガネをかけてこそ白内障手術の結果、成功したんだ!と実感してもらうためにも完全矯正検査はしっかり
しますが、メガネを処方していなければ日常生活は裸眼で見てしまうわけですから、良く見えない、という事も多々あるわけです。
術後の日常生活においても、メガネをできるだけかけて頂いて、満足していただきたい。これに尽きると思います。
当院でメガネ処方しなければ、外のメガネ屋さんでメガネ合わせしてしまうわけですが、遠近累進を含めて多様にあるメガネレンズを使い分け、術後の日常生活を提案するのはメガネ屋さんではなくて医師の仕事だろう、という考えを持っています。

Qドクターチェックメガネ導入のいきさつを教えてください。

武蔵野眼科(編集部注:三鷹市。ルーツとなった近藤キヌエ先生が創立)で、もともとメガネ販売をしていました。
父(編集部注:近藤國彦先生、視能訓練士)がメガネの加工も出来たので、MS法人で直接フレームもレンズも仕入れて、レンズを削って、患者さんに販売していたのです。
ただ、ロスが非常に多かった。チェックしていても乱視軸が大きくズレていたり、そういった加工時の失敗などで出るレンズ廃棄ロスは軽視できないほどありました。
何より、フレームはファッションの変遷もあるから、「気が付いたら不良在庫の山」という事もありました。
眼科医として、術後の度数変化に対応するために処方交換は積極的にしたいですが、レンズ廃棄を考えると少し躊躇する気持ちも出てしまう。…メガネ販売で発生するロスを痛感していました。

そこで八王子で開業した当初はMS法人でのメガネ販売をせず、近所のメガネ屋さんの出張販売をお願いしました。
私自身、メガネはメガネ屋さんが外来検査の手伝いに来てくれて、じゃあ手伝ってくれたからそこで患者さんに売って良いですよ、と
いう認識だったわけです。
しかしメガネ屋さんが来られる日数は限られるので、患者さんには不便。さきほどお話しした術後の満足度のために、いつでも処方を
出せる体制を作りたいと思うようになり、検査スタッフとしてメガネ店勤務経験者を採用するようになりました。
それでメガネ処方能力は眼科として強化できたのですが、やはり処方箋をメガネ店に出すだけでは甚だ不十分で、遠用なのか遠近累進なのか、患者さんが購入されるレンズまで想定して処方しないと完全ではない。つまり販売まで手掛けないと本物ではないなと思っていました。
武蔵野眼科の経験で、自分で仕入れるデメリットをよく知っていたので、何か方法はないかと考えていた頃、ジャムコンのDr チェックメガネシステムの提案を受けました。ジャムコンの在庫が使えて管理してくれる、「ロスを気にしなくてよい」事がポイントとなって導入しました。
心置きなく処方交換でき、ロスを気にせず、患者さんに満足してもらえるものを提供できますので、ストレスがないですね。

当院では術後①2週間くらい②2か月~3か月の時点で屈折検査の他、自鏡(JB)チェックをメニューに入れています。
その中で、「自鏡装用であまり視力が変わらなかったのでメガネ処方しませんでした」とスタッフが返してくると、私はそのスタッフを叱るんです。「あまり」って何?自鏡より0.25D でも追加すれば若干でも視力が上がる、そういう場合にはメガネ処方して欲しいと思っています。
せっかく受けた手術、少し度数を替えるだけで、少しでも良く見えるなら、その【感動体験】を患者さんと共有しようという考え方です。
もちろん、その際のメガネ処方箋によるメガネ購入など無くても全く構わない。ただ、術後の自鏡チェックを通じた【感動体験】。
言い換えると、「自鏡より本当はもっと最適な度数があるんですよ、自覚はないけど眼科は気づいてあげる」という事でしょうか。
メガネ処方はそうしたツールとして大いに発行して欲しいし、決して販売するために発行するわけではないのです。

Q併設販売店「オプティコ」様にはメガネ店経験者のスタッフさんがたくさんいらっしゃいますね

当院では現在、メガネ店経験者はMS法人「オプティコ」で採用しています。同じ患者さんに対して、眼科スタッフとMS法人スタッフが協力して医療サービスに邁進する、という考え方です。
メガネ店経験者のフィッティング能力は高く、自鏡のメンテナンスも安心して任せています。メガネを介した医療サービスをするうえで、心強いですね。

Q近藤先生自ら、診察室で患者様のメガネを拭いて差し上げる事もあるとうかがいましたが

はい、確かに(笑)当院のスタッフには、患者さんの自鏡視力とチェックを来院のたびにしっかり行うよう指導しているのですが、ときどきひどく汚れたメガネのまま診察室に入られる患者さんもいらっしゃって。そういう時は確かに私が拭きますよ(笑)レンズの汚れだと思ったらキズだっ
たりしますけど(笑)とにかくより良い医療をするには患者さんとの距離を縮めなければならない。拭いてあげるだけでとても喜んで下さるから。

Q先生は九州に赴任されたご経験もありますが、九州と東京、眼科医療の違う部分などありますでしょうか?

私のキャリアの最初は大分での勤務でした。今とは時代が違うから、インフォームドコンセントもしっかりしていない頃で単純比較できませんが、患者さんが「のどかだった」印象がありますね。東京の方が、情報に対して貪欲というか、乱暴に言えば「うるさい人」が多いかも知
れません(笑)
それと、九州の患者さんは術後のターゲットパワーが遠方希望の方が本当に多かった。車社会であったり畑仕事など、東京の生活スタイルとの大きな違いを感じました。
手術では…奥目(ディープセッター)の患者さんが多かったのも印象深いですね。

Q「私があなたの家族だったらこうしてあげたい」という言葉について、お話いただけますか?

当グループの基本理念に掲げています。
あえてネガティブな表現をすると、「私の家族が患者だったらやって欲しくない」事はやらない、とも言えます。
例えば内服薬で、効果があまりハッキリしないというもの。患者さん本人から強い求めがあれば出す事もありますが、たしかに「○○という病気には処方できるし副作用に対してまた別の薬も含めれば3種類も4種類も処方できるケース」というのがあります。
例外的に処方する事もありますが、基本的にあまりそういう事はしたくない。
例えば手術に関しても、まだある程度視えてるから患者さん本人は迷っているのに強く手術を勧める、というのはしたくない。
患者さんによく、「こういう治療をする方法もあります」「治療しないで様子を見る方法もあります」と情報をお伝えした上で、『もしあなたが僕の親だったらこうしてあげたいと思う』とお話しします。
そうお話しをして差し上げると患者さんも納得して、「じゃあ積極的に手術を受けよう!」とか「分かりました、リスクがあるなら諦めます」とか、スッキリしたお顔になられます。
つまり情報を投げっぱなしではなくて、逆に情報にバイアスをかけるのでもなくて、最後は「あなたが家族だったらこうしてあげたい」というものをお示しする。それが親切だと考えています。

Q基本理念はスタッフ皆様にも徹底されていますね

実際にスタッフの親御さんやご家族が、患者さんとして来院される事がよくあります。そうしたときに、自分の親だったらあまり待たせたくないし、説明の時間もきちんと取ってあげたい。誰しも自分の家族だったら当然そういう配慮をしますよね。
その気持ちを、どの患者さんにも向けなさい、という理念です。
家族だったら…と思えば、何をしてあげたいか・何をしてはいけないか、自然と自分から沸き起こってくるはずだと。マニュアルではなくて、その気持ち・判断を大切にしなさい、という理念をスタッフにも徹底してもらっています。
先ほど話の出た患者さんの汚れたメガネの件も、スタッフには「何でこんなに汚れたメガネで診察室に入らせるんだ」とあらためて指導する事もあります。
スタッフもみな多忙な業務でたいへんだと分かっていますが、家族だったら気が付いてあげるはずですよね。
理事長先生、お忙しいところ遅くまでお話し頂きありがとうございました。

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