受診方法や治療に関するご相談・ご質問
お気軽にお問い合わせください。
お電話からお問い合わせ
八王子友愛眼科

宇津木友愛眼科

角膜は機能的に、表層と実質、内皮の三層から成り立っています。実質は、主にコラーゲンで構成される比較的硬い組織で、角膜の形を決定する骨格の働きをしています角膜の実質に変性が起こり、角膜がとがってくるのが円錐角膜という病気です。男女比はおよそ3:1で、年齢が増えるにともなって進行します。多くは思春期から青年期(10~20代ぐらい)で診断され、その後進行し、40歳以降になると進行しにくくなる人がほとんどです。しかし、稀に30代以降で発見されて、50歳以降も進行する人もいます。
円錐角膜治療用の角膜インプラント(以下、角膜インプラント)は、円錐角膜治療用に開発され、FAD(米国)に公式に認定された唯一の角膜治療用インプラントです。角膜の中に透明な半円形リングを埋め込み、円錐角膜の突出を抑える治療です。
角膜インプラントは眼内レンズに使われている素材と同じプラスチックの一種であるPMMA製で、半永久的に効果を持続する安定性、安全性の高い素材で作られています。この安全性の高い素材を精密な加工技術で半円形のインプラントに仕上げたものが角膜インプラントです。
角膜インプラントは、角膜内に挿入することで円錐角膜で変形した角膜カーブを正常な形に近づける作用を有しますが、除去することも可能です。除去後、角膜は元の形状に戻り後遺症の心配がありません。
円錐角膜治療用の角膜インプラントと角膜実質に挿入すると、尖った角膜の形状が平坦化し、角膜のカーブが整えられます。その結果、円錐角膜によって発生した屈折異常が軽減し、角膜が尖ることで起こっていたコンタクトレンズ不耐性を軽減することができます。
角膜インプラントを挿入するためには、角膜実質に正確に切開を行う必要があります。従来は、特殊な形状の刃物で角膜実質の一定の深さに切開を行っていましたが、これを屈折矯正手術に使用するフェムトセカンドレーザーで安全かつ、正確に行います。
受診方法や治療に関するご相談・ご質問
お気軽にお問い合わせください。
八王子友愛眼科
宇津木友愛眼科
八王子友愛眼科
宇津木友愛眼科