新しいドライアイ治療

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ドライアイの原因

ドライアイは、涙の量や質が低下することによって、目の痛みや充血などのさまざまな症状が引き起こされる病気です。ドライアイの原因は複合的と考えられていますが、主な原因の1つがマイボーム腺機能不全(MGD)です。
涙は「油分」「水分」「ムチン」の3つの層からできており、水分が蒸発しないように油の層(※1)で覆われています。この油を分泌しているのが、睫毛の生え際にある『マイボーム腺』という器官です。
マイボーム腺の働きがなんらかの原因で低下してしまっている状態をMGDといい、涙の中の油分のバランスが崩れてしまうことによりドライアイの症状が引き起こされます。その他にも、MGDは眼の不快感や流涙、麦粒腫、霰粒腫などの原因にもなります。

※1:油の層には「涙を安定させる」「涙の蒸発を防ぐ」「涙をまぶたの縁に留める」等の大切な働きがあります。

重要なまぶたのお手入れ(リッドハイジーン)

MGDやMGDを伴うドライアイを改善するには、洗髪や洗顔と一緒で眼のまわりを毎日清潔にすることがとても大切です。
当院では、ティーツリーというアロマの成分からできた洗顔料や、アイシャンプーなどで適切に洗浄していただくリッドハイジーン治療をおすすめしております。体や顔を洗うのと同様に、睫毛の根元も洗浄して清潔に保つことにより、マイボーム腺機能の回復が助けられ、ドライアイ症状の緩和にも繋がります。日頃から行えるケアとしてぜひご検討ください。

参考:LIME研究会

LIME研究会より転載

ドライアイのよくある質問

VDT症候群と対策について教えてください

A.VDTとは、visual display terminal の略で、パソコンの画面など映像を表示するディスプレーを示す言葉です。この様なディスプレーを見続ける業務に従事していると、長時間の作業のために眼の疲れや乾燥などの障害を起こす事があります。ディスプレーを見る作業で生じた障害をVDT症候群と呼びます。

眼科ドックについてドライアイや緑内障などの病気を早期発見するため、40歳を過ぎたら眼科ドックを受けた方がいいと言う記事を読みました。この様な検査はどこの眼科でも受けられるのですか?

A.眼科の専門ドックについては、どこの眼科でも実施している訳ではありませんし、眼科ドックを標榜している病院はまだ、数多くありません。

ドライアイだと言われています。点眼を処方して貰っていますが、あまり調子が良くありません。点眼以外の治療法について教えてください。

A. 一般にドライアイは涙の分泌量が少なくなる病気と考えられていますが、実は涙が少なくなる分泌減少タイプの他に角膜の表面の水分の蒸発が過剰になる蒸発過剰タイプや、その両方が関係しているタイプもあります。

ドライアイの最新治療(IPL)について教えてください。

A. マイボーム腺機能を回復させる事で涙液の蒸発を抑えるドライアイ治療法が注目されています。2020年7月 日放送のNHKの番組「ガッテン!」でも取り上げられていました。

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