FAQ

白内障

白内障手術後の視力には問題ないのですが、視界の外側の端に三日月状と言うか弧状の黒っぽいものが見えます。これは異常ではないですか?

A.手術が問題なく施行されているものとして回答させていただきます。
結論から言うと、その症状は異常ではありません。

もともと9ミリ以上の直径の水晶体の袋(然も完全な円ではなく、微妙な楕円形をしています )の中に、直径6ミリ程度の小さな眼内レンズを挿入しますので、眼内レンズがぴったりと中心に収める事は難しいことなのです。微妙な位置のズレで眼内レンズの縁で乱反射した光を感じてしまい、弧状の光が見えたり、影が見えてしまうごく当たり前の現象です。

しかし、これはすべての方に発生する訳ではなく、全く同じ仕上がりの患者さまに同じレンズを挿入しても症状が出たり出なかったりしますし、両眼に手術を行っても片眼だけに起こる事もあります。


眼内レンズの中心と光の通り道である光軸の微妙なズレや、瞳と眼内レンズの距離、夜間や暗い場所での瞳の開き具合などの要素が絡み合って起こるので、対策も簡単ではありません。対策としては、眼内レンズを直径の大きなものに交換すれば目立たなくなる可能性が高いのですが、挿入したレンズを摘出して再挿入する際にトラブルが発生したり、傷口を拡げて手術を行うために乱視が強くなる事がありますので、交換はあまりお勧めではありません。また、点眼薬で瞳を縮めると、点眼が作用している間は解消されますが、夜間の運転などに支障をきたす事がありますので、主治医とよく相談してください。大部分の患者さまは、時間が経てば徐々に改善して、訴えがなくなりますので、じっくりと様子を見る事をお勧めします。

その他の白内障手術後トラブル

白内障術後の感染症

手術による最も重篤な合併症が眼内感染症です。
眼球内に細菌が侵入して感染が起こる『眼内炎』と呼ばれる炎症は、術後3~7日以内に発生することが多く、重症化すると目の奥の網膜まで侵され、視力の回復が望めなくなることがあります。
率としては4000分の1以下ですが、眼内炎を防ぐためには、点眼薬と内服薬をしっかり使用し、指示通りに診察を受けていただくことがとても大切です。


眼圧の異常

手術によって加わるストレスが原因で、眼球の眼圧調整機能に異常が起こり、眼圧が上昇したり低下したりする場合があります。
多くは一時的なものですが、回復しないような場合には点眼治療や処置などをおこなうこともあります。


眼内レンズ偏位・脱臼

眼内レンズを包んでいる膜を支える組織が弱ることにより、眼内レンズがずれたり目の奥に落下してしまったりして、見えにくさ・眼圧の上昇・虹彩の炎症などを引き起こすことがあります。
当院ではこの眼内レンズ偏位・脱臼に対し、ずれたレンズを白目に固定する『強膜内固定』という手術をおこなっています。


後発白内障

眼内レンズが問題なく移植された場合でも、眼内レンズを包んでいる膜には、水晶体の細胞がわずかに残ります。この細胞が時間をかけて増殖することにより、膜に濁りが生じます。これを『後発白内障』と呼びます。
術後5年で20%程度の方に発症すると言われており、決して珍しい病気ではありません。
後発白内障によって視力の低下・かすみ・ぼやけなどを自覚するようになりますが、特殊なレーザー光線によって濁りを切り取る処置をおこなうことで、簡単に症状を改善させることができます。

25000件以上の手術実績を誇る当院の白内障手術25000件以上の手術実績を誇る当院の白内障手術

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