遠近両用眼鏡は危ないの?!

2016年6月22日

a0002_005490_m
最近報告された遠近両用眼鏡使用時の転倒リスクに関する研究報告(「Optometry and Vision Science」6月号 )を目にしました。論文の結論は、活動的な高齢者が遠近両用眼鏡を使うと足元がボヤけて転倒するリスクが増すので、単焦点の眼鏡を装用すべき、と言うものでした。

確かに二重焦点眼鏡や、境目のない遠近両用眼鏡レンズである累進レンズはちきんと遠用部分で見れば、クッキリと見えるのですが、レンズの下半分にある近用部分を使うと、足元がボヤけて見えます。

遠近両用を使ったことのないご高齢者の方に初めて遠近両用眼鏡を処方した場合の一番のクレームは、「階段を降りる時が怖い」というものです。階段を降りる際に、顔をまっすぐにして足元のステップを見ようとすると、遠近両用の場合にはレンズの近用部分に視線がかかってしまうので、ピントが合わないのです。姿勢を良くして胸を張って顔を正面に向けて目線だけを下げて階段を降りれば、必ずボヤけて見えます。
この様なクレームや相談があった場合には、次の様にアドバイスし、徐々に慣れていただくようにしています。「顎を引きぎみにして2,3歩先の地面を見て歩きましょう。階段を降りる時には、目線だけ下げて歩いてはいけません。顎をぐっとひいてレンズの中央を通して足元をしっかり見てください。」
私自身も累進レンズの愛用者だが、これは慣れれば大変便利なものです。もし、遠近両用レンズの使用で、転倒のリスクが高まるとしても、いちいち眼鏡をかけ変えないですむ( 一個の眼鏡で遠近ともに見える)メリットを私は重視して愛用しています。

文責 理事長 近藤 義之

お問合せ

お問い合わせはお気軽に、下記ボタンのリンク先、入力フォームよりご連絡ください
※24時間メールは受付、返信は診療時間内にお返します。電話は診療時間内のみ受付です。返信したメールが迷惑メールと認識されることもあるようです。必ずお返事いたしますので、迷惑メールボックス等の確認もよろしくお願いします。
予約に関するご連絡は基本的に7日先の予約のみをお受け致しております。近日の予約につきましては、診療時間内にお電話をいただきますようおねがいします。

LINE@

友だち追加数
近藤眼科本院LINE@ぜひ友達追加お願いします。
友だち追加数
Optico LINE@

お問合せ

お問い合わせはお気軽に、下記ボタンのリンク先、入力フォームよりご連絡ください
※24時間メールは受付、返信は診療時間内にお返します。電話は診療時間内のみ受付です。返信したメールが迷惑メールと認識されることもあるようです。必ずお返事いたしますので、迷惑メールボックス等の確認もよろしくお願いします。
予約に関するご連絡は基本的に7日先の予約のみをお受け致しております。近日の予約につきましては、診療時間内にお電話をいただきますようおねがいします。