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2023年11月24日
ICL手術は「自由診療」です。厚生労働省に正式に承認された治療法ですが、レーシック等と同様に健康保険は適用されません。公的医療保険の対象外なため、高額になりがちです。
ICL手術の値段がその他の視力矯正手術と比較して高めである理由、それは、ICLの眼内レンズが半永久的に使用可能で、かつ個々の近視度数やサイズなどに細やかに対応したオーダーメイドで製作されているためです。一人一人に合ったレンズを作成しているため、どうしても高額にならざるを得ないのです。
レーシックは角膜を削って視力矯正を行うのに対し、ICLは角膜を削らずに視力を回復させる治療法です。一度角膜を削ると元の状態に戻すことはできませんが、ICLはレンズを取り出すことができます、万が一何らかの問題が起きても元の状態に戻すことができるため、非常にリスクが少ない手術といえます。
また将来、白内障など目の病気になった場合もレンズを取り出せますので治療の選択肢が狭まることはありません。
他クリニックにおけるICL手術費用の一例です。
ICL(眼内コンタクトレンズ)屈折値 -5D未満 | 両眼 460,000円(税込) |
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ICL(眼内コンタクトレンズ)屈折値 -5D以上 | 両眼 537,000円(税込) |
乱視用 | 両眼 +100,000円(税込) |
ICL手術の値段の相場は、両眼45.1万円~66万円(税込)程度となり、病院やレンズによってかなり料金に差があります。値段のなかにはアフターケアが含まれている場合が殆どですが、度数の強いものや乱視矯正も含めると値段が高くなる傾向にあります。
コンタクトレンズ(1DAYタイプ)を使用した場合、1ヶ月で5千円程度、1年間で6万円程度(5千円×12ヶ月)かかります。10年間使い続けた場合、そのコストはおよそ60万円もかかってしまいます。またその他にも検査費など別途かかることが予想されます。
ICL(眼内コンタクトレンズ) は、治療は1回のみで、入れ替えることが無く永久的に視力を回復することから、コンタクトレンズを長期的に使用する場合に比べると、コストを抑えることができます。
ICLは自由診療なので高額療養費制度は使えませんが、条件を満たすことで医療費控除の対象になります。
医療費控除とは、年間の支払った医療費によって、確定申告を通して受けられる所得控除で、対象条件は1月~12月の一年間の間に支払い医療費が10万円を超え、医師の診察・治療の費用と認められる場合です。
会社員の場合は会社の年末調整とは別に、確定申告を行う必要があります。
確定申告の際は治療費の支払いが確認できるものが必要となります。領収書など証明できるものは大切に保管しておきましょう。
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