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0422-52-33442023年06月07日
白内障手術は安全性も高く、多くの方々にとっては有益な治療法となりますが、手術の際に目の中に埋め込まれる眼内レンズにはいくつかのデメリットがあります。今回は、手術自体ではなく眼内レンズそのもののデメリットについていくつかご説明していきます。
眼内レンズが目の中に入ると、ときに光の乱反射を引き起こすことがあります。
術後に「キラキラして見える」「レンズの縁のようなものが見える」と仰る方がいらっしゃいますが、多くはこれが原因です。時間が経つにつれて慣れてくることがほとんどですので、あまり心配しすぎずに様子をみましょう。
水晶体に比べて、眼内レンズは短い波長の光(=青い光)を多く通します。このため、手術後は全体的に色が青みがかって見えることがあります。
これも時間が経つにつれて慣れますが、片眼だけ手術を受けた場合は左右で色味が違って見える状態が続くことになります。気にならなければそのままでも問題はありませんが、違いが気になる場合は医師に相談しましょう。
もともと水晶体にはピント調節機能があります。水晶体のまわりにある毛様体筋という筋肉が縮んだり弛んだりすることによって、水晶体の厚みが変わり、ピントを調節する仕組みです。
眼内レンズには水晶体のように自らの厚みを変える機能がないので、術後はあらかじめ決められた焦点距離以外にはピントが合わなくなります。そのため、裸眼でピントが合わない距離に関しては眼鏡が必要になるのです。
ただ、遠く用の眼鏡や老眼鏡など、普段から眼鏡を使うことに慣れているという方も多いと思います。そのような方であれば特に不便を感じることはないでしょう。
以上が眼内レンズのデメリットの一部です。
しかし一般的には、これらのデメリットによる煩わしさよりも眼内レンズを入れるメリットの方が上回ります。必要以上に恐れず、前向きに手術を検討されることをおすすめします。
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