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白内障手術(水晶体再建術)と緑内障手術を同時に行う手術です。健康保険が適用されます。
アイステントは、特殊な眼内ドレーン(ステント)を眼の中の線維柱帯という組織の2ヶ所に留置して、房水の排出を促進し、眼圧を下降させることを目的とする治療です。

眼の中には、眼圧を調整するフィルター機能を持った“線維柱帯”と呼ばれる排水口があります。緑内障の原因のひとつに、このフィルターに目詰まりが起きて眼圧の調整が出来なくなることがあります。
従来はフィルター部分を切開して目詰まりを取り除く「流出路再建術」という手術が行われてきましたが、手術時間が長くかかり、また比較的多くの出血を伴うために術後に視力が回復するまでの時間が長くなるという難点がありました。
眼内ドレーンの挿入は白内障手術の一連の操作の途中で行うことが可能で、手術時間も短く、切り口が小さいため出血量も少ないというメリットがあります。
iStent inject Wという、長さ0.36mmの医療用チタン製の眼内ドレーン(ステント)を使用します。
このステントは人体に埋め込まれる最小の医療機器の1つであり、既定の条件下であれば安全にMRI検査(磁気共鳴画像検査)も受けられます。
iStent inject W 本体
※実物大
以下の条件を満たしていること
iStent を安全に挿入するためには特殊な技術が必要なため、専門的なトレーニングを受講した医師のいる特定の医療機関でしか受けることができません。
当院では、上記トレーニングを受講済みの医師が執刀を担当いたします。
眼内の出血が最大の合併症です。また、通常の白内障手術で生ずる全ての合併症はこの併用手術でも発生する可能性があります。
眼内でステントを挿入する部位であるシュレム管には血液が流れているため、ステント挿入時の眼内出血は必ず起こります。しかし、線維柱帯を大きく切開する従来の流出路再建術と比べればその出血量は少なく、殆どの症例で手術の翌日には手術中の出血が吸収されてしまいます。
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八王子友愛眼科
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