プレミアム白内障手術について

2018年9月より近藤眼科本院ではフェムトセカンドレーザー白内障手術装置 カタリス®を導入し、個々の患者様の眼の形状に応じて個別化されたプレミアム白内障手術※の提供を開始いたしましたのでご案内申し上げます。

プレミアム白内障手術は、コンピューター制御のフェムトセカンドレーザー装置を用いて、白内障手術の前処置を行なう手術です。従来の手術よりも高い精度の水晶体嚢切開と、よりストレスが少ない水晶体のクリーンアップが行え、眼内レンズの正確な固定が行える、プレミアム白内障手術が行えるようになりました。

※「プレミアム白内障手術」は、カタリスの製造会社の提唱する呼称であり、他の手術法と比較した優位性を意味するものではありません。

レーザー白内障手術装置について

新たに導入されたレーザー白内障手術装置は、カタリス®という名称のコンピューター制御でフェムトセカンドレーザーの照射を行う装置です。
カタリスには前眼部OCTと呼ばれる、生体計測装置が組み込まれていて、角膜や水晶体、虹彩などの形状や位置を高速度で計測し、患者様個人の立体的な眼球データを作成します。術者はこのデータを元に手術プランを立ててレーザー処置を行います。

《カタリス図》

手術時間を短縮

カタリスは、PIと呼ばれる吸盤のような接眼部で眼球に陰圧をかけて吸引固定する装置を備えています。PIとカタリス本体がドッキングされ、眼球の完全な固定が完了してから前眼部OCTの計測が始まります。計測完了後、レーザー照射プランを選択し、処置がスタートしますが、最短で60秒でレーザー処置を終えることができます。
レーザー処置終了後は、通常の白内障手術と同様に目の周りの消毒を行ない、手術室に移動して白内障手術と同様に水晶体内容物の除去と眼内レンズの挿入を行います。
当院では、レーザー処置を今野院長が行い、その後の処置を近藤理事長が行うリレー方式でプレミアム白内障手術を行なうことで総手術時間の短縮を目指しています。

《カタリス画面》

高い精度を追求する


従来のマニュアル( 手動 )白内障手術では、その成否は術者の技量と眼の状態に左右されました。また、患者様の状態によって体や眼の動きが大きく、正確な水晶体切開が難しい場合もあります。またご高齢の患者様では、水晶体を支える支持組織が弱く、水晶体切開が正確に行えない場合があります。

プレミアム手術では、誤差の出やすい前嚢切開や角膜の切開を自動化することが可能です。患者様の負担を軽減しながら、ミクロン単位の精度を追求することが可能です。

手術時眼の負担を軽減

プレミアム白内障手術では、フェムトセカンドレーザーを使って水晶体内部の硬い部分を分割することも、また、細かく刻んでしまうことも可能です。
硬い水晶体核を分割する操作はマニュアル手術の場合、水晶体に対して最も負荷が掛かる場面で慎重な操作が求められます。レーザー装置を用いて手術前に核を分割すれば、その負担は非常に軽くなります。
また、硬い核の場合には、分割だけでなく更に細かい細分化のレーザー処置を行うことも可能です。細分化された核は、柔らかい核の場合と同様に、超音波手術でのストレスを激減し手術の安全性を高めます。

優れたPIのドッキング性能

カタリスは高い精度を誇るフェムトセカンドレーザー装置ですが、患者様の眼の固定が不十分では十分な性能を発揮することができません。カタリスで使用される眼球固定用具PI ( patient interface )は、ソフトに眼球に接しますが、眼球をしっかりと吸着保持する設計になっていて、患者様の眼の圧迫に伴う不快感が低減されるようになっています。

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