Q レーシック( LASIK )の適応があるか簡単にわかる方法がありますか?

2015年6月15日

Q レーシックの適応があるか簡単にわかる方法がありますか?私は近視が強いので、長年使い捨てのコンタクトレンズ使っていますが、トラブルが多いのでレーシックを受けることを考えています。レーシックは適応がないと受けられないということですが、目安になるような判定法があれば教えてください。

A レーシックが受けられるかどうかの判定には、角膜の厚み(角膜厚といいます)と矯正を必要とする度数(矯正度数)がわかっていなければなりません。角膜厚は、眼科を受診して計測しないとわかりませんが、矯正度数についてはコンタクトレンズをお使いの方なら大雑把にを知ることができます。

 

まずは、ご自分の近視度数を確認してください。使い捨てコンタクトなどの場合には箱やパッケージに《-4.50D》などの表記があると思います。この表示のうちマイナスの記号は近視であることを表しています。そして数字が大きいほど近視も強いという表記になります。-3.00までが軽度近視、-6.00までが中等度近視、-6.25以上が強度近視というカテゴリー分けになります。そしてこの度数が屈折矯正度数になります。

次に角膜厚が正常範囲だとして、適応がありそうか計算してみます。ヒトの角膜中央の厚みには個人差がありますが、平均値は530μmです。レーシックの際に作るフラップとよばれる角膜の蓋の厚みは100μmで作成するので、530-100=430μmで、430μmがエキシマレーザー照射前に残っている角膜厚になります。この430μmをレーシックではエキシマレーザーで削ります。

削った後に、400μm残せばまず安全であり、最低でも350μmは残さなければいけないとされています。つまり、430-350=80となり、最大80μmは削れる猶予があることになります。

もしあなたのコンタクトレンズに-9.00Dなどと表記されているとすれば、レーシックを受けることは難しいかもしれません。なぜなら、-9.00Dだと通常は80μm以上削る必要があるので、危険域になってしまうからです。角膜の厚みが480μmだった場合には、480-100-80=300となり、危険な薄さにしてしまうので絶対的な適応外になります。

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